取り組み事例
15
いい職場づくり・健康経営
働き方改革を推進し続ける企業
西条建設株式会社

会社概要

所在地   西条市神拝甲132番地4
事業内容 土木・建築を主とする総合建設業
従業員数 23名

「都市と自然がとけあう確かな未来」を創造する企業

働き方改革推進支援センターの活用

厚生労働省が働き方改革のワンストップ相談窓口として開設している「働き方改革推進支援センター」の支援を受けて、就業規則の改編を進めました。
同センターから社会保険労務士を派遣してもらい、プロの目でチェック、的確なアドバイスが頂けたことで、スムーズに働き方改革へのスタートをきることができました。

アットホームな職場

新入社員や若手社員に対し、高い技術力を持つ先輩社員がマンツーマンで指導にあたり、技術面は勿論、精神面もサポートしています。
インターンシップに参加した高校生が、そのまま就職を希望し採用に至るケースも多く、社内の雰囲気の良さがうかがえます。20代の従業員が、全体の約20%を占めるなか、アットホームな職場環境は高い定着率に繋がっています。

ワークライフバランスの実現を目指して

年間休日数アップ

従業員から休日数を増やして欲しいとの声があったこと、採用活動をすすめる中で、年間休日数を重視する求職者が多いと感じたことをきっかけに、年間休日数を増やしました。(2024年3月現在年間122日)
ゆっくり家族との時間を過ごしたり、自己研鑽に励んだり、プライベートも充実させることができます。
採用活動においても、興味を持ってもらえる機会が増えたと感じています。今後も完全週休2日に向けて生産性の向上に取り組んで参ります。

給与ベースアップ

年間休日数アップだけではなく、それに加え、給与をベースアップしました。公共工事の入札改革で、建設業者は労働条件の向上や賃上げを求められるようになり、この給与ベースアップは、従業員の満足度向上だけでなく、公共工事の安定受注にも繋がっています。今後も継続的な賃金引上げを実施予定です。

時間単位の有給休暇取得制度の導入

通院、子どもの学校行事への参加、家族の介護など、様々な事情に応じて柔軟に休暇を取得できるよう、時間単位の有給休暇取得制度を導入しました。

有給休暇取得奨励日の設定

ゴールデンウィーク、夏休み、地方祭等、所定休日と有給休暇を組み合わせて、長期休暇をとりやすいよう「有給休暇取得奨励日」を設けています。
旅行を楽しめたり、家でのんびりできたり、西条祭りを思いっきり楽しめたりと従業員に好評です。

従業員の声

昨年、育児休暇を取得しました。上司に伝えると快く了解をいただき、周りの先輩社員がフォローしてくれ、気兼ねなく取得することが出来ました。
改めて、子育ての大変さを痛感し、妻への感謝の気持ちを強く持ちました。
今後、家族の為にも業務や資格取得に励み、将来後輩が出来たときには自分と同様に育児休暇が取得できるよう配慮したいと思います。

今後取り組みたいこと

  • 更なる就業規則の改編
  • デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
取材日:2023年4月
取材者:大石・越智
取り組み事例集
▲戻る