取り組み事例
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いい職場づくり・健康経営 社員の健康意識に変革を起こせるような職場づくり |
株式会社西電 |
会社概要
電気設備全般や太陽光発電システムなどの設計・施工・メンテナンスという
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社員が自発的に健康づくりに取り組める環境期首に社長も含めた社員全員が、各自の現状にあわせて、持続可能な運動目標を定めて「健康活動宣言」をする取り組みを行っています。自身の宣言を達成することを目指すのはもちろん、BMI値が優良であること、健康診断で異常がないことなど、会社が設けた項目に当てはまる社員にはポイントを付与。期末に健康宣言の達成状況とポイント数で、年代別に表彰を行っています。副賞もあり、社員の取り組みのモチベーションとなっています。 |
健康診断はもちろん再検査も積極的に促す健康診断の結果によって、再検査が必要な場合は労働時間内に全額会社負担にて受診ができ、二の足を踏みがちな再検査へのハードルを下げています。また35歳以上は定期健診時に眼底検査も実施。満55歳時には健康診断よりもさらに綿密に検査する人間ドックの受診を呼びかけ、こちらも費用は会社が全額負担しています。 |
さまざまな健康促進の仕組みを導入その他にも健康促進のためのさまざまな施策を行っています。例えば、朝礼時には全員でラジオ体操を実施。家族も含めたインフルエンザ予防接種の全額会社負担。西条リレーマラソンの協賛と参加の促進。ストレスチェック検査項目を毎年自主的に実施。35歳以上の女性を対象にマンモグラフィと子宮頸がん検査を会社負担で毎年受診できるなど。健康促進を意識的に行える仕組みが整っています。 |
取り組みの背景
社員が健康であることが良い仕事につながる
取り組みの背景には「お客様のお役に立ち喜んでいただくためには、まず全社員が健康であることが第一である」という社長の方針があります。健康という基盤があってこそ、「コミュニケーションが取れ、より良い職場環境、より良い仕事ができる」。「費用がかかってもやってみよう」と積極的に進められています。社内に健康経営促進会議を設け、社員の声を取り入れつつ計画を策定しています。 |
工夫していること
楽しみながら体を動かせるように支援
サイクリング、バドミントン、マラソン、ゴルフなど、社員同士でつくっている社内スポーツ同好会の活動を支援しています。具体的にはマラソン大会などへのエントリー料を会社が負担したりしています。積極的にスポーツに取り組む社員が増え、スポーツを通じた交流も深まっています。 |
週1回朝礼時の唱和で健康管理を意識
全社員が持っている安全必須手帳には健康促進のための重要項目「健康管理6則」が掲載されています。「適度な運動を習慣化する」「塩分、糖分は控えめにする」「食べ過ぎ飲み過ぎに注意する」「睡眠は十分とるよう心掛ける」「病気の早期発見、早期治療を行う」「家族との会話を大切にする」。この「健康管理6則」を毎週金曜の朝礼時に唱和し、繰り返し口に出すことで意識を定着させています。 |
取り組みの効果
意識が変われば結果も心の持ちようも変わる
まずは社員一人ひとりの健康に対する意識が高まったことが挙げられます。また健康促進という目標を周りに宣言することで、社員同士の交流が深まり、コミュニケーションへも良い影響が出始めています。さらには仕事のへのモチベーションアップという心の健康にもつながっています。また具体的に再検査の受診率は2020年は100%、55歳時人間ドックの受診率も100%という結果が出ています。 |
その他の取組み
仕事と家庭生活の両立を応援します
当社は、仕事と育児や介護をはじめとする家庭生活との両立ができる職場作りに積極的に取り組んでいきます。 従業員への子育ての支援を推進し、介護休業等の制度利用の促進を図り、仕事と家庭の両立をしながら継続して働くことができる職場環境を目指します。 |
課題や今後の目標
根本的な健康、体質改善につなげていきたい
さまざまな取り組みをしていきながら、まだまだ下記のような課題も抱えています。
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取材日:2021年8月
取材者:大石
取材者:大石