取り組み事例
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いい職場づくり・健康経営
社員の成長と健康を後押しする職場
株式会社志賀商店

会社概要

所在地   西条市今在家921番地
事業内容 豆製品の製造、販売
従業員数 62名(2022年8月)

「安全・安心」と「美味しさ」を提供する日本一のお豆専門会社

360度評価の導入

従業員のやりがいを高め、各自の能力を最大限に発揮するために360度評価を導入しました。
一人の評価だけでなく多くの人が評価することにより、公平な評価、判断、また適材適所の人材配置の一助になっています。
社長自身も全従業員から評価され、自身が一番勉強になったと感じています。

※360度評価とは
一人の従業員に対して、さまざまな関係者が評価を行う方法。上司や人事担当者だけでなく、同僚も評価を行う。

ワークライフバランスの実現に向けて

綿密な計画をたて、年間カレンダーを早期提示しています。
そうすることで、従業員は計画的に仕事をすすめ、残業することなくほぼ定時退社することができています。
また、早い段階で年間スケジュールを把握できるため、有給休暇を計画的に取得できプライベートを充実させることができています。
その他、製造現場、事務所など至るところで作業の見える化を推進し、効率的且つ確実に業務ができるよう工夫しています。

従業員全員で取り組む働き方改革

同社では、賃金水準はそのままに残業を減らす取り組みをしています。
事務所や工場内の機械化、システム化を推進すると同時に、従業員が自身の仕事プラスワンの仕事ができるよう取り組んでおり、「特定の人しかできない」仕事を減らしています。
このような取り組みが、時短に繋がり、精神的な負担も軽減されていると感じています。

独自の福利厚生

社内学校の開設

新型コロナウイルス感染症による学校全国一斉臨時休業の際、同社では社内学校を開設し、従業員の子供たちの居場所をつくりました。
親子で出社、子供たちは先生や友達と宿題をしたり、DVDを観たり、外で遊んだり・・・そして親は安心して仕事。そして夕方親子で帰宅。
従業員にも、そのお子様にも大変好評でした。

災害備蓄品の備え

防災士の協力を得て、従業員数、男女比をもとに、非常食、清拭用具、簡易トイレ、毛布などの災害備品を準備しました。
全従業員が10日間、会社内で生活を維持することができます。防災訓練時には、実際に災害備品を使用し訓練を行っています。

従業員の健康づくり

はじめの第一歩の後押し

従業員の健康意識を高めるべく、プロの講師を招き、「ピラティス教室」を開催しています。
就業時間内に全従業員が体験できるようにすることで、「はじめの第一歩」を後押ししています。
体験した従業員からは、「初めてのピラティスだったが、体の色々な筋肉がほぐれ良い運動になった」「健康の為にまたチャレンジしたい!」など前向きな声が聞こえてきました。

社長の思い

私は本当に運が良く、多くの人に助けられ、支えられ、何とか会社の代表という形で活かされています。
人生・仕事においては、過去にとらわれず、今ここから情熱をもって今の自分を超えること、周りと比べるのではなく「真の敵は己なり」と考え、自分に勝つ「自助努力」の精神を持って生きることが大切であると考えています。
これからも仕事を通して、そのような仲間とともに、人の役に立つ会社、人間になっていきたいと考えています。

今後取り組みたいこと

  • スポーツジムの法人契約
  • 社内学校の拡充
  • ウォーキング大会の開催
取材日:2022年7月
取材者:大石・越智
取り組み事例集
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