取り組み事例
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いい職場づくり・健康経営 従業員活力の維持・向上に取り組む企業 |
四国電力株式会社 |
会社概要
地域と共に、快適なくらし、新たな価値、四国の未来を求めつづける人間尊重企業 |
ライフスタイルやニーズに合わせた勤務時間有給休暇を1時間単位で取得できる「時間単位休暇制度」、日々の始業・終業時刻を柔軟に設定できる「フレックス勤務制度」、始業・終業時刻を10分単位で(最大1時間まで)繰り上げ・繰り下げできる「スライド勤務制度」など、従業員のライフスタイルやニーズによって活用しやすい制度を整えています。 |
アプリを使って楽しく健康づくり健康保持・増進を目指して活用しているのが、スマートフォンやパソコンを使ったWebサービスです。 |
長く健康的に働いてもらう為に
新入社員の高い定着率
新入社員には入社後1年間、担当の先輩社員が1対1で、仕事の進め方や社内制度の利用方法など丁寧にサポートしています。仕事面だけでなく、生活面も含めて幅広く相談に応じるなど、手厚いフォローが好評です。 また配属に関しても、本人の希望を丁寧に聞き取りのうえ調整しています。このような取り組みもあり、入社3年後の定着率は約96%となっています。 |
子育て世代への手厚い福利厚生
出生祝い金の支給の他、扶養する子どもの人数に応じた「子ども未来手当」の支給、子どもが満2歳なるまで取得可能な「育児休職制度」、子どもが小学校を卒業するまで利用できる10分単位で(最大2時間まで)短縮可能な「短時間勤務制度」、子どもが病気看護の際に利用できる「看護休暇制度」など様々な制度を整えています。 また、定期的に従業員に対するアンケートを実施しており、育児休職制度を利用する予定があるかなど従業員の予定や希望を労務担当者が早めに把握し、各種制度の利用方法の周知と同時に、適切な人員配置を検討、整備することで、対象の従業員が不安なく制度を利用できるようにしています。 さらに、選択制福利厚生メニューのカフェテリアプランを導入し、「育児」、「教育」、「福祉・介護」、「健康管理」、「持家」メニューについては1.2倍のポイントで使用でき子育て世代に手厚い制度となっています。 |
健康診断・人間ドック
定期健康診断の実施項目に、法定外項目を追加し、受診率100%を目標に取り組んでおり、実績も受診率100%を達成しています。 また、35歳以降は5年毎に全額会社負担で人間ドックを、それ以外の年齢でも、健康保険組合から2万円の補助を受けることができ、少ない負担で自身の健康を見つめなおせることから、従業員の健康保持の一助になっています。 |
強化期間を設けた安全、健康推進活動
毎年7月は「安全強調旬間」を設け、定例外の安全パトロールや講演会などを実施。毎年10月は「健康づくり強調月間」と定め、ウォーキングの奨励や、栄養指導、肩こりや腰痛予防対策、睡眠対策などに取り組んでいます。 常に安全、健康推進活動は実施していますが、強化期間を設けることで、安全や健康に対する強い意識づけができています。 |
従業員の声
○先輩社員が仕事の進め方や社内制度の利用方法など丁寧にサポートして頂けるので安心して仕事ができています。 また、福利厚生制度であるカフェテリアプランを活用することで、旅行や趣味等に対して様々な支援をいただけることがうれしいです。(新入社員) |
○1カ月育児休職しました。子どもの成長や発達を間近で見ることができ、取得してよかったです。 取得させていただいた職場へ感謝と、今後後輩たちが取得しやすいよう配慮していきたいと思います。 (Mさん) |
○社内ウォーキングイベントに職場チームで参加しました。 メンバーが歩いた歩数をチーム平均し、目標歩数をめざします。通勤を自転車から徒歩へ変更したり、昼休みに歩くなど、普段より多く歩くことを心がけました。 その結果、チーム目標歩数を達成でき、チームメンバーとのコミュニケーションが増え、体重も減り、楽しみながら心と体の健康づくりに取り組むことができました。(Nさん) |
○私の職場では、チームワークが重要視され、上下関係がフラットな雰囲気が特徴的です。上司とのコミュニケーションはスムーズであり、自由にアイデアを提案することができます。 一人ひとりの意見を尊重し、一緒に成長していく職場環境は、私たちのモチベーションを高めてくれます。(Kさん) |
今後取り組みたいこと
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取材日:2024年1月
取材者:越智
取材者:越智